Googleが無料で提供している「Google Search Console (以下:サーチコンソール)」
ウェブサイトがGoogle上に表示された回数やウェブサイトに訪れた数などを数値にしてくれるツールで、登録すれば無料で使用できるのです。
ウェブサイトを運営する人なら必ず登録したいツールですので、今回はサーチコンソールの設定方法を解説します。
※2020年11月時点の画面を使用しています。
Googleサーチコンソールとは?
サーチコンソールは、表示回数やクリック数・平均掲載順位を数値として見える化する無料ツールです。
ウェブサイトに訪れたユーザーがどんなキーワードでアクセスしたのかなども分かるので、ウェブサイトを運営する人はぜひ設定したいツールでしょう。
さらにウェブサイトを更新するたびにGoogleに対し「最新の情報をアップした」ことを知らせる機能もあるので、ウェブサイトにアクセスを集めたい人は必須ツールと言えます。
サーチコンソールと同じくらい重要な無料ツールとして「Googleアナリティクス」というものもあります。
サーチコンソールと相性も良いので、一緒に設定しておきましょう。

Googleサーチコンソールの設定方法【2020/2021年版】
サーチコンソールの設定手順は以下の3つだけ。
- Googleアカウントを作成
- プロパティの選択
- 所有権の確認
やることはシンプルなので、詳しく見ていきましょう。
Googleアカウントの作成
サーチコンソールは、Googleが提供する計測ソフトです。
なのでGoogleアカウントで管理されるため、アカウントがない場合はサクッとできるので、登録しましょう。
【Googleアカウントを作成する方法】
プロパティの選択
Googleアカウントが準備できたら、早速サーチコンソールを設定していきましょう。
(1)まず以下のURLから、サーチコンソールへアクセスします。
【Googleサーチコンソールに登録する】
(2)プロパティの選択をします。
サーチコンソールでは、【ドメイン】と【URLプレフィックス】が選択できます。
- ドメイン:サイト全体を測定
- URLプレフィックス:サイト全体or指定したページのみを測定
当サイトは、サイト全体の測定をしたいので、【ドメイン】で登録します。
所有権の確認
サーチコンソールの設定で、最も重要な所有権の確認。
ドメイン登録した場合、ドメインの所有者であるかどうかを確認するために、「TXTレコード」が表示されます。
「TXTレコード」の右横にある【コピー】をクリック後、ドメインが設定されているサーバーへ移動します。
※「確認」は押さずに、サーバーに移動する際は別のタブで開く
当サイトはXserverに設定しているので、Xserverの方法を解説します。
※「さくらインターネット」や「ロリポップ」の設定方法は以下を参照ください。(外部サイトへ移行します)
◆さくらインターネットの設定方法
◆ロリポップの設定方法
XserverにTXTレコードを貼る方法
上級者向けの高度な技術となりますので、慎重に設定しましょう。
(1)TXTレコードは「DNSレコード」という場所に追加します。
(2)「内容」欄にさきほどコピーしたものを貼り付け、【確認画面へ進む】をクリック
(3)内容が合っていれば【追加する】をクリック
(4)完了したことが表示されたら、「DNSレコード一覧」をクリックし、追加されていることを確認します。
サーバーにTXTレコードを追加したことを確認後、サーチコンソールの画面に戻り、【確認】をクリック→【所有権を確認しました】と表示されれば、サーチコンソールの設定は終了です。
番外編:アナリティクスと連携する

【2020/2021年版】Googleサーチコンソールの設定方法まとめ
今回はサーチコンソールの設定方法を解説しました。
ウェブサイトはひたすら最新情報を更新すれば良いというものではなく、戦略を立てながら「どんなユーザーがサイトに訪れているのか=ニーズ」といった情報が重要となります。
ウェブサイトに集客を考えたときに、サーチコンソールでの数値はかなり役に立ちますので、早いうちから設定することをオススメします。